みさき画廊  絵と、暮らすこと

《開催中の展覧会》 筆塚稔尚 展  2017. 6 / 1 thu - 11 sun 〔水曜日休廊〕

FUNAKOSHI Katsura New Prints

舟越桂 離陸
5. 離陸 メゾチント、ドライポイント 695×530mm ed.25


2013年に続いて二度目の表現になるメゾチントの版画5点と小さなドライポイントの版画1点の、計6点の新作で構成された新作版画展も残すところ3日になりました。
(25日日曜日まで)
黒の技法と呼ばれるメゾチントは、簡単に説明すれば黒い画面を削って白の画面を研ぎ出す明暗と濃淡の銅版画なのです。日本人の作家では長谷川潔、浜口陽三が知られています。舟越さんは黒の画面をサンドペーパーで削って諧調を作るという彫刻家ならではの大胆な作品と、黒の画面から遠く浮遊する「離陸」のようなプリミティブな作品とそれぞれ違った繊細な表現に引き込まれます。以前のスフィンクスとはも一つ違った内なる表現、常に挑戦的、次の彫刻へと繋がる新しい段階に入ったような気がします。ぜひご覧ください。

舟越 桂 新作版画展

舟越桂新作版画展

 舟越桂新作版画展 舟越桂新作版画展

展覧会の最初の土曜日、お客様も平日にくらべると多い一日でした。午後からの営業ですから一日があっという間に過ぎてしまいます。舟越さんの版画、新作とこれまでの作品を合わせて16点展示しました。今の仕事を見ていただくのには新作が、それでも前のリトグラフや銅版画も魅力的な作品が多いです。愉しんでいただきながらお客様も迷われます。明日は日曜日、お時間があればお出かけくださいませ。

舟越 桂 新作版画展

2017年  新作版画

舟越桂 青い頭巾
1. 青い頭巾 メゾチント、ドライポイント、アクアチント 695×530mm ed.25
 額付:367,200円(税込・送料無料) ●●  版元 完売


舟越桂 ヘルメット
2. ヘルメット メゾチント、ドライポイント 695×530mm ed.25
 額付:313,200円(税込・送料無料) 


舟越桂 海への言葉
3. 海への言葉 メゾチント、ドライポイント 695×530mm ed.25
 額付:313,200円(税込・送料無料) 


舟越桂 少年
4. 少年 メゾチント、ドライポイント 695×530mm ed.25
 額付:313,200円(税込・送料無料) 


舟越桂 離陸
5. 離陸 メゾチント、ドライポイント 695×530mm ed.25
 額付:313,200円(税込・送料無料) 


舟越桂 海に届くために
6. 海に届くために ドライポイント、エングレービング 301×240mm ed.25
 額付:124,200円(税込・送料無料) ●●

舟越 桂 版画展 展示2《過去の作品から》

舟越桂 眠るの街へ
7. 眠りの街へ リトグラフ 760×560mm ed.50 1993年


舟越桂 長い曲
8. 長い曲 リトグラフ 760×560mm ed.50 1993年


舟越桂 高い木の上で
9. 高い木の上で リトグラフ 760×570mm ed.50 1994年


舟越桂 会話の帽子
10. 会話の帽子 リトグラフ 660×500mm ed.50 1994年 SOLD


舟越桂 私の中のスフィンクス
11. 私の中のスフィンクス ダイレクトグラビア 940×770mm 2008年


舟越桂 スフィンクス、問う
12. スフィンクス、問う ダイレクトグラビア 940×770mm 2008年


舟越桂 砂の町のスフィンクス
13. 砂の街のスフィンクス アクアチント、ソフトグラウンド、エングレービング、
 ドライポイント 695×575mm 2008年


舟越桂 言葉の帽子
14. 言葉の帽子 アクアチント、スピットバイト、ソフトグラウンド、ドライポイント
 705×582mm ed.40 1998年 SOLD


舟越桂 眠りの街のスフィンクス
15. 眠りの街のスフィンクス ソフトグラウンド、エングレービング、ドライポイント
 695×575mm ed.25 2008年 SOLD


舟越桂 夜を眠らず
16. 夜を眠らず アクアチント、エングレービング、ドライポイント 
 685×575mm ed30 2005年

舟越 桂 新作版画展

2017年6月15日木曜日 - 25日日曜日
12:00 - 18:30 21日水曜日休廊

日本を代表する現代彫刻家 - 舟越桂さんの4年ぶりの新作版画展を開催いたします。’80年代から楠を素材にどこか遠くを見つめる静謐な木彫像を制作、その幻想的な視線の先は、過去、それとも未来を見つめるような - 静かな時が流れ、見る人の心を癒してくれます。今回の新作版画は前回に続いてのメゾチントの技法。サンドペーパーなどで直接に削って諧調作るという彫刻家ならではの独自の方法で制作、これまで様々な制作方法で挑戦し変化をし続ける舟越桂の版画作品を、ぜひご覧下さい。 

 新作版画6点を中心に、旧作も含め全15点を展示いたします。

舟越桂新作版画展 2017

舟越 桂 新作版画展

2017年6月15日木曜日 - 25日日曜日
12:00 - 18:30 21日水曜日休廊

日本を代表する現代彫刻家 - 舟越桂さんの4年ぶりの新作版画展を開催いたします。’80年代から楠を素材にどこか遠くを見つめる静謐な木彫像を制作、その幻想的な視線の先は、過去、それとも未来を見つめるような - 静かな時が流れ、見る人の心を癒してくれます。今回の新作版画は前回に続いてのメゾチントの技法。サンドペーパーなどで直接に削って諧調作るという彫刻家ならではの独自の方法で制作、これまで様々な制作方法で挑戦し変化をし続ける舟越桂の版画作品を、ぜひご覧下さい。 

 新作版画6点を中心に、旧作も含め全15点を展示いたします。
舟越桂 青い頭巾
1. 青い頭巾 メゾチント、ドライポイント、アクアチント 695×530㎜ ed.25


舟越桂 FUNAKOSHI Katsura
1951 岩手県生まれ
1975 東京造形大学彫刻科卒業
1977 東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
1986 文化庁芸術家在外研修員としてロンドンに滞在(-'87)
1995 第26回中原悌二郎賞優秀賞受賞
1997 第18回平櫛田中賞受賞
2003 第33回中原悌二郎賞本賞受賞
2009 第50回毎日芸術賞受賞
    平成20年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞
2011 紫綬褒章受章

〔個展〕
1982 ギャラリー・オカベ、東京
1985 西村画廊、東京('88,'90,'91,'93,'95,'96,'01,'02,'06,'08,'10)
1989 コム・デ・ギャルソン、東京
    アーノルド・ハースタンド&カンパニー、ニューヨーク(-'90)
1991 アネリー・ジュダ・ファイン・アート、ロンドン('96,'99,'11)
1993 「今日の作家たち V―'93 坂倉新平・舟越桂展」神奈川県立近代美術館
1994 スティーヴン・ワーツ・ギャラリー、サンフランシスコ
    アンドレ・エメリック・ギャラリー、ニューヨーク(-'95)
1997 「第18回平櫛田中賞受賞記念展」井原市立田中美術館、岡山
2000 レックリングハウゼン美術館、ドイツ
    ハイルブロン市立美術館、ドイツ
2003 「舟越桂 Works:1980-2003」東京都現代美術館/栃木県立美術館/北海道立
    旭川美術館/高松市美術館/岩手県立美術館/広島市現代美術館(-'04)
    「舟越桂 全版画展」日本橋三越、東京
2005 「舟越桂、エルンスト・バルラッハ 時間の地図」
    アネリー・ジュダ・ファイン・アート、ロンドン/
    エルンスト・バルラッハ・ハウス、ハンブルク、ドイツ
    「舟越桂デッサン展 深い線を」東京造形大学ZOKEIギャラリー、東京
2006 シテ・デュ・リーヴル、エクス=アン=プロヴァンス、フランス
2007 「舟越桂 自分の顔に語る 他人の顔に聴く」東北芸術工科大学、山形
2008 グリーンバーグ・ヴァン・ドーレン・ギャラリー、ニューヨーク
    「舟越桂 夏の邸宅 アール・デコ空間と彫刻、ドローイング、版画」
    東京都庭園美術館
    アンドーギャラリー、東京
2010 「舟越桂 2010」熊本市現代美術館
2011 「舟越桂展」香美市立美術館、高知
2012 「舟越桂の版画」須坂版画美術館、長野
    「舟越桂 2012 永遠をみるひと」メナード美術館、愛知
2014 アンドーギャラリー、東京
2015 「舟越桂 私の中のスフィンクス」兵庫県立美術館/群馬県立館林美術館/
    三重県立美術館/新潟市美術館(-'16)

北大路魯山人展

OPAM 大分県立美術館

午前中の画廊に来る前に大分県立美術館で開催中の「北大路魯山人展」を見て来ました。明日が最終日とあって観覧の人たちも多く会場は賑わっていました。以前に北九州市立美術館で観た展覧会に比べれば作品も少なかったですが、作品の見せ方に工夫が凝らされていていい感じでした。足早に会場を後にして常設展示のコレクション展 - 水に憩うを覗く、郷土出身の作家の作品を中心に展示されていましたが、出口の壁に磯見輝夫の木版画「水浴」が展示されていました。好きな作家さんだけに嬉しいですね。そんな朝のひと時、周りの新緑も美しく至福のときを過ごすことができました。魯山人展の室礼に学んで、名品は持っていませんが自分でもどう遊ぼうかとワクワクさせられた展覧会でした。
画廊の筆塚稔尚展と北大路魯山人展は明日11日日曜日まで。お見逃しなく!

関心・感動・感謝

筆塚稔尚 rain song 2
筆塚稔尚 rain song 2 ビュラン、手染楮紙 160×220mm 限定35部 2014年


梅雨の中休みといっても二日ほど降ってから晴れのお天気が続きます。今日は気温も上がって画廊はクーラーを入れないと暑いほどになりました。梅雨に「雨を愉しむ」筆塚さんの版画は好評です。今日は新聞のギャラリー欄を見たと男性のお客様がお見えになりました。小さな雨の絵の紹介記事でしたが心に響いたそうです。嬉しいですね。もう定年を迎えて第二の人生を歩んでおられる年齢、若い頃は働くばかりで絵までは考えてなかったが、今から愉しみたいとお買い上げいただきました。これもまた嬉しい。今朝、あさイチのプレミアムトークは加山雄三さんでした。80歳とか、若いですね。最後の方で人生の三冠王の話、それは、関心、感動、感謝、だそうです。いつまでも持ち続けたい。心して受け止めました。

雨を愉しむ

筆塚稔尚展1

 筆塚稔尚展2 筆塚稔尚展3

3日土曜日、4日日曜日の両日、筆塚さんが来廊されていて、遠く熊本や宮崎からのお客様も来店いただき少し画廊も賑わいました。また版画を制作する大分芸術短大の学生さんも熱心に見て筆塚さんに質問して、筆塚さんも丁寧に答えていたのが印象的でした。今回は「雲」と「雨」を対峙した形での展示、油性木版とビュラン(銅版)の版画でどちらも削ぎ落とされたというかシンプルな作風が画廊全体に心地よく響いています。梅雨入りもすぐに、水面にさみだる版画を愉しんでいただければと思います。

筆塚稔尚 展

筆塚稔尚展

梅雨入り前なのか昨日から薄曇りのお天気、湿度が高くて少し蒸し暑く感じます。いよいよ筆塚稔尚展が始まりました。今回は雲と対峙する雨の版画が中心です。ビュランの線と雨の波紋がなんとも心地よく感じます。6月3日土曜日、4日日曜日の両日は筆塚さんも来廊されます。久しぶりの大分、色々と話が弾みそうです。皆様のご来店お待ちしております。

筆塚稔尚新作展 No.1 - No.10

筆塚稔尚 candy
1. Candy ビュラン 180×150mm 限定35部 2017年
額付:27,000円(税込・送料別)  お届けまで少し時間がかかります。


筆塚稔尚 時雨 三本の樹
2. 時雨 三本の樹 ビュラン 200×430mm 限定35部 2016年
額付:43,200円(税込・送料無料)


筆塚稔尚 時雨 早贄鳥 もず
3. 時雨 早贄鳥 もず ビュラン 200×430mm 限定35部 2016年
額付:43,200円(税込・送料無料)


筆塚稔尚 bucket of rain 2
4. bucket of rain 2 ビュラン、手染楮紙 280×380mm 限定35部 2016年
額付:31,320円(税込・送料無料)


筆塚稔尚 雨のつまさき
5. 雨のつまさき ビュラン 255×395mm 限定35部 2015年
額付:46,440円(税込・送料無料)


筆塚稔尚 林檎
6. 林檎 ビュラン 170×180mm 限定35部 2015年
額付:30,240円(税込・送料無料)  お届けまで少し時間がかかります。


筆塚稔尚 輝く水 2
7. 輝く水 2 ビュラン、染楮紙 限定35部 2015年
額付:27,000円(税込・送料別)  お届けまで少し時間がかかります。


筆塚稔尚 輝く水
8. 輝く水 ビュラン、染楮紙 115×150mm 限定35部 2015年
額付:21,600円(税込・送料別)  お届けまで少し時間がかかります。


筆塚稔尚 rain song 4
9. rain song 4 ビュラン 160×220mm 限定35部 2015年
額付:28,080円(税込・送料別)  お届けまで少し時間がかかります。


筆塚稔尚 半夏雨
10. 半夏雨 ビュラン、手染楮紙 220×235mm 限定35部 2014年
額付:37,800円(税込・送料無料)  お届けまで少し時間がかかります。

筆塚稔尚新作展 No.11 - No.20

筆塚稔尚 韻雨
11. 韻雨 ビュラン、手染楮紙 220×235mm 限定35部 2014年
額付:37,800円(税込・送料無料)  お届けまで少し時間がかかります。


筆塚稔尚 rain song 2
12. rain song 2 ビュラン、手染楮紙 160×220mm 限定35部 2014年
額付:28,080円(税込・送料別)  お届けまで少し時間がかかります。


筆塚稔尚 どこへも
13. むらくも / どこへも 水性木版 160×220mm 限定30部 2009年
額付:28,080円(税込・送料別)


筆塚稔尚 willing 3
14. willing 3 ビュラン、雁皮紙 220×160 限定35 2009年
額付:27,000円(税込・送料別)


筆塚稔尚 Willing
15. Willing / そらのみち ビュラン、雁皮紙 220×160 限定35 2009年
額付:28,080円(税込・送料別)


筆塚稔尚 いかずち
16. いかずち 木版画 340×465mm 限定25部 2009年
額付:61,560円(税込・送料無料)


筆塚稔尚 雲に道を聞く 2
17. 雲に道を聞く 2 木版画 500×340mm 限定25部 2004年
額付:61,560円(税込・送料無料)


筆塚稔尚 そらになる 表
18. そらになる - 表 木版画 430×200mm 限定30部 2004年
額付:43,200円(税込・送料無料)  お届けまで少し時間がかかります。


筆塚稔尚 そらになる 裏
19. そらになる - 裏 木版画 430×200mm 限定30部 2004年
額付:43,200円(税込・送料無料)  お届けまで少し時間がかかります。


筆塚稔尚 無言 2
20. 無言 - 2 エッチング、雁皮紙 415×290mm 限定35部 2002年
額付:52,920円(税込・送料無料)

筆塚稔尚 展

筆塚稔尚展

雨にまつわる言葉は多い、このところ好天に恵まれてそろそろ「恵みの雨」も欲しいところです。五月ならば五月雨(さみだれ)がありますが5月も三日を残すだけになりました。これから梅雨に入って鬱陶しい雨の季節になりますが、筆塚さんの軽やかな版画、雨を先取りして愉しんでいただければと思います。

五月晴れつづく

山紫陽花 ブルー

朝早くに裏庭のヤマアジサイの花が白からピンクとブルーに咲き分けたのでブログ用に一枚、さざんかの葉にはまだ羽化したばかりかアゲハチョウが羽を休めてとまっていました。ヤマアジサイは最初は白い花を咲かせ薄いピンクやブルーに、そして日がたつほどに濃い色に変わってゆきます。紫陽花の中では可憐で好きな花です。挿し花の後、土に挿しておくと根付いて2年もすれば美しい花を咲かせてくれます。庭のあちこちに移植して楽しませてもらってます。
池田満寿夫展きょうが最終日でした。多くのお客様にご来店いただきありがとうございました。またお買い上げくださいましたお客様には深く感謝申し上げます。6月の版画芸術は池田満寿夫特集です。また「注目の作家」として6月15日から開催の舟越桂さんの新作版画が紹介されます。どうぞ本屋さんで手にとってご覧ください。

 山紫陽花 ピンク アゲハチョウ

池田満寿男 夏 - 2

没後20年 池田満寿夫展
開催中 〜 28日日曜日まで
12:00 - 18:30 24日水曜日は休廊
池田満寿夫 夏2
夏 2 Summer.2 ドライポイント、ルーレット、エッチング 400×365 1964年
第33回ヴェネツィアビエンナーレ大賞受賞  SOLD


池田満寿夫〔1934 - 1997〕デビューの60年代から急逝した1997年まで1,000点を超える版画を制作した中から20数点で全てをお伝えするには少なすぎますが、20代の初期銅版画から絶作「人間のすべて」まで年代を追った作品でMasuo芸術を遺産=レガシーとして見直す企画展です。ぜひお出かけください。

池田満寿夫 絶作 人間のすべて

池田満寿夫 人間のすべて
人間のすべて - 1 リトグラフ 446×330mm 1997年


今週は二日ほどの雨の後、雲ひとつない五月晴れのお天気が続きます。今朝はひんやりとした朝でしたが日中は気温も上がりそうです。「池田満寿夫展」もいよいよ明日までとなって昨日はお客様も普通に少なくなりました。それでもニュースで取り上げていただいたこともあって、初めてのお客様が多く見受けられました。ご紹介は池田満寿夫の絶作となった「人間のすべて」リトグラフです。踊りをテーマにした作品は多い中でも、見ていて63年という短い生涯を駆け抜けていった池田満寿夫らしい作品に思えてなりません。

池田満寿夫 ヴィナスの死

池田満寿夫 ヴィーナスの死
ヴィナスの死 Death of Venus メゾチント 303×406 限定80部 1975年

70年代に入ってから『七つの大罪』をはじめとしたメゾチントの作品をこの頃まで多く制作している。『七つの大罪』の次は西脇順三郎の詩『トラベラズ・ジヨイ』そして『ヴィナス』と続く、このヴィナスが池田満寿夫の一連のメゾによる総決算だったようだ。そういった意味でもカラーメゾチントの入魂の一作だと言えるような気がする。

池田満寿夫版画 カタログレゾネ

池田満寿夫全版画
池田満寿夫全版画 美術出版社 刊


6月1日発売の『版画芸術』特集は『池田満寿夫レジェンド』らしい、没後20年となる池田満寿夫をあらためて取り上げ版画家としての魅力を再考する企画のようです。今回の画廊での企画展、一ヶ月早かったかな?(笑) 写真の池田満寿夫全版画の一ページ目を飾る「一羽の鳥」リトグラフはいま画廊に展示しています。カタログレゾネは作家の全作品を収録しているので商いをする上では必要ですが、コレクターもしかり。今回入荷の『池田満寿夫の世界展』はそういう意味でレゾネとして使うのには安価でオススメです。

池田満寿夫の世界展
黒田コレクションから 版画家 池田満寿夫の世界展
Masuo Ikeda 
出 版 東京都美術館編集 日本経済新聞社発行 
制作年 平成14年(2002)  
頁 数 326頁 
冊 数 SOLD
状態等 25.5×19cm 表紙に多少のスレがあります。
解説等 図版1076点+油彩/水彩/フロッタージュ/素描/コラージュ/陶/書 
価 格:4,320円(税込) 送料:360円 日本郵便レターパックにて発送します。


池田満寿夫 一羽の鳥

池田満寿夫 一羽の鳥
一羽の鳥 A White Bird リトグラフ 652×502 ed.80 1989 SOLD

『一羽の鳥』池田満寿夫55歳の時の作品、いまでも60年代、70年代の作品に人気が集まる中で、このリトグラフはどこかパッと抜け出したようで気持ちいい! 大空を飛ぶ鳥が一方向からでなく、背景の海や森らしい色のハーモニーが心を和ませてくれる。コンディションも良く白い壁にかけてみればお洒落なこと間違いないでしょう。この作品、どこかで見たような気がしたのですが、美術出版1991年刊『池田満寿夫全版画』の一頁目に紹介された作品でした。この版画レゾネ当時28,000円と高額でした。

没後20年 池田満寿夫 展

池田満寿夫1

池田満寿夫4 池田満寿夫3 池田満寿夫2

昨日の初日の午後一番に、OBS大分放送のニュースの取材があって一日中忙しくして、更新ができませんでした。どうやら今日の午前中に二ユースで放映していただいたようでお客様もそれをご覧になられてかいつもになく多いです。60年代、70年代とアーティストでこれだけ話題になった人は池田満寿夫ぐらいですかね? 現代は草間彌生かな? 初期のモノクロの銅版画から絶作となった「人間のすべて」1997年まで展示25点ですが、ぜひお出かけください。