みさき画廊  絵と、暮らすこと

《開催中の展覧会》 ガラス絵展 picture painted on glass  2017. 8 / 3 thu - 27 sun 〔水曜日休廊〕

大矢雅章 メゾチント

大矢雅章 素描としての銅版画No.78
大矢雅章 素描としての銅版画No.78 メゾチント


フランス語で manière noir 「マニエール・ノワール」、黒の技法と呼ばれるメゾチントは、写真のない時代に肖像画を版画にするために用いられました。まず銅版の上にロッカーと呼ばれる櫛のような無数の刃のついた道具で縦横、斜めにキズを入れビロードのような黒い画面を作り、それをスクレーパーやバニッシャーという道具で削ったり、磨いたりして白く研ぎだして画像を描いていく技法です。写真がでてほとんど忘れられた技法でしたが、長谷川潔が現代版画の技法として復活させました。日本人にあっているのか浜口陽三や池田満寿夫などの作家達がこの技法で制作をしています。これもまた目立て(画面を作る)などに時間がかかり繊細な仕事です。