みさき画廊  絵と、暮らすこと

《次の展覧会》 常設展 2017. 10 / 19 thu - 29 sun 〔水曜日休廊〕

浜口陽三 青紫の蝶

浜口陽三 青紫の蝶
青紫の蝶 カラーメゾチント 4.5×4.5 ed.145 1982年


昨日書いた1957年第1回「東京国際版画ビエンナーレ展」の国立近代美術館賞がこの浜口陽三でした。画家をさして「色彩の魔術師」とか「錬金術師」と云いますが、4.5センチ四方のこの作品を見ると、まさにその言葉があてはまる気がします。メゾチント(マニエル・ノワール)は黒の技法とも呼ばれビロードのような深い黒に白い諧調で描版する作品が多いのですが、浜口のそれは息を呑むほど、珠玉の美しさに表現して魅せたのです。