みさき画廊  絵と、暮らすこと

《次の展覧会》 ガラス絵展 picture painted on glass  2017. 8 / 3 thu - 27 sun 〔水曜日休廊〕

FUNAKOSHI Katsura New Prints

舟越桂 離陸
5. 離陸 メゾチント、ドライポイント 695×530mm ed.25


2013年に続いて二度目の表現になるメゾチントの版画5点と小さなドライポイントの版画1点の、計6点の新作で構成された新作版画展も残すところ3日になりました。
(25日日曜日まで)
黒の技法と呼ばれるメゾチントは、簡単に説明すれば黒い画面を削って白の画面を研ぎ出す明暗と濃淡の銅版画なのです。日本人の作家では長谷川潔、浜口陽三が知られています。舟越さんは黒の画面をサンドペーパーで削って諧調を作るという彫刻家ならではの大胆な作品と、黒の画面から遠く浮遊する「離陸」のようなプリミティブな作品とそれぞれ違った繊細な表現に引き込まれます。以前のスフィンクスとはも一つ違った内なる表現、常に挑戦的、次の彫刻へと繋がる新しい段階に入ったような気がします。ぜひご覧ください。